巷で噂の『ロケットマン』を観てきました。孤独と愛、成功と堕落といった対比をこれでもかと見せつけられ切なく、胸が苦しくなったものです。また、映画の表現自体も中々過激な所とミュージカル調な所との差もすごく、どんどん惹き込まれていきました。
正直、観るまではエルトン・ジョンに対して「派手な服を着て弾き語りしているYour Songの人」というくらいの知識しかありませんでした。しかし、天才と言われた彼の葛藤や幼少期の不完全家族で愛情を求め続けるしかなかった原点があることに人間味を感じ「あぁ、この人好きだ」と思わされたものです。
伝記物は亡くなってから作られるものが多い中、エルトンは現役で存命しています。なんだかそれはとってもありがたいことであり、今やありのままの姿を愛され、望む愛を得た彼を見ることができるというのはとても嬉しいことだなぁと思った作品でした。
面白かった!